ファーストプレゼンと思うこと。
最近本当にありがたいことにお問合せが増え、プランニングとファーストプレゼンをさせていただく機会が増えてきました。
先日もまたありがたいことに、大型リフォームをお考えでご依頼いただいたお客様のプレゼン1ヵ月後にこれから弊社で進めていくという嬉しいお返事をいただきました。
最近そのような機会をいただいて、色々なお客様とたくさんお話するたび、考えさせられます。
ご希望の予算の中で、機能性・家の広さ・デザイン・素材・外構(リフォームになると解体の範囲なども増えてきます)、どれをどの配分で重要視すればいいのか。とっても悩ましい問題です。

どのお客様も住宅に対する知識を深めていて、健康的な素材や太陽光発電などの機器、断熱・気密の数値について、もちろん間取りについてもよくご検討されています。
私たちも実際に家を建てる時、住宅の質を重視しました。
それは機能性もデザインも素材もバランス良くこだわり、広さは極力コンパクトに。
それでももう少し予算があれば、断熱や給湯器の設備も更にグレードの高いものを使いたかったというのは正直あります。
比較的温暖な気候の香川県ですが、やっぱり冬は寒いし夏は暑い。私たちは住宅の機能を適切に上げることをすればするほど良いと考えています。
ただ、それと同じくらいデザインや直接肌に触れる仕上材も重要で、家の居心地の良さや落ち着ける空間づくりに大きく関係してくると思っています。どれをどのくらい重要視するのか人によって考え方は様々ですが、とても難しい関門ですね。そこには将来的なメンテナンス費用や光熱費、もっと言えば医療費等も変わってくることも視野に入れなければいけません。
色々と考え建てた今の家に私たちは満足していますが、経年変化も観察しつつ、これを一例にもっと快適で素敵な住宅にするためにお客様に何を選択したらいいのか決断できるアドバイスをしようと思います。
私たちの考え方はどれもバランス良く設計すること。優先順位は決め、予算の中で相性が良いものを選択できるようにお勧めしています。
家は夢。家を建てることで家族がもっと笑顔に、生活がより一層楽しくなるためにたくさんのお金を使います。それぞれの真の予算を話し合い、その中で一番バランスの良い提案を、ひとりひとりのお客様とじっくりお話しながらご提案したいと思っています。
さて、今日はひなまつり。
弊社事務所でも少し前から小さなひな人形を飾っていますよ♪

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